カラー剤へのこだわり
ごくごく、一般的なカラー剤は、酸化染料が主です。
そうです、明るくなりながら色が入るアレです。
今回の話は、ヘアカラーについてです。
まずは、おさらい笑
ヘアカラーとは
1、明るくする。
この場合、メラニンを分解する必要があります。これは、活性酸素にまかせます。
むしろ、薬事法やダメージを考えると選択肢はこれしかないのです。
2、色を入れる。
問題は、ここです。
色を入れる場合、沢山の選択肢があります。植物性染料から金属性。酸性からアルカリ。酸化染料から直接染料。
あげるとキリがないくらい。
ではでは、トラヴィスのカラー剤のこだわりとは。。。
染料の特徴別に揃えている。
という事です。
分かりにくいですよね笑
簡単に言うと、酸化染料のみのカラーと酸化染料と直接染料の混合と直接染料のみと3種類揃えてます。
(酸性カラーも植物カラーもあります。厳密に言うと5〜6種類。色んな悩みに対応出来るように。)
こんがらがるんですよね。
でも、なぜ、こんな分けたがるのか?
酸化染料
混合染料
直接染料
染料別に得意不得意があります。
暖色が得意な染料。
寒色が得意な染料。
白髪を自然な髪色にしやすい染料。
などなど。
もちろん、白髪には、明るさなどの制限が髪質によって違います。
それでも、なるべく染められるように、と考えると染料を選択しないとなりません。
もう1つ、重大なことがあります。
染料=色
混ぜると、、、濁ります。
原色を3つ混ぜると黒に近づくなんて、聞いたことありますよね?
そうなんです。混ざると困るのです。
ヘアカラーの場合、必ずメラニンの色が混ざります。
さらに、アッシュベージュとかピンクベージュとか、ピンクアッシュとか、グレージュなんとかとかとかとか。。。。
流行りの色は、なんだか混ざってます。
アッシュ=灰色?
このアッシュは、やっと灰色がカラー剤に入りました。それでも、カラー剤によっては、ムラサキだったり青味がかったグリーンが入っていたりします。
アッシュベージュ=灰色のライトグレイッシュに近いイエロー?
ピンクベージュ?=紫赤と黄色?
ピンクは、紫味のある赤を薄くする事で表現しやすいですね。でも、ベージュってイエロー?補色関係です。。。
補色関係は、くすむから都合がいい?
いやいや、彩度がぼけて色調がダークグレイッシュからディープ、もしくはダルトーンになってしまう。
本当に濁っちゃう。
だから、微妙な色、くすんでるだけど透明感ある濁りのない色を表現するために染料の選択が必要と思う。
と、長くなったので続きは、今度。
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