癖毛カットは、ストレートにしてから。



トラヴィスでは、CoC dry cutというオリジナルドライカットをしています(フルバージョンは、まだ僕だけ)。

色んな技術からパクりました笑。

いやいや、もともとフレンチカットから入り、サスーンのブラントカットをかじっていて、ごちゃっとしていた技術をまとめた感じです。

で、癖毛カット。
くせ毛カットは、自分的に好きです。
よく言われる癖毛カットは、

1、生え方を見る

2、毛質をみる

3、くせが生きるようなデザイン

なんて事が多いですね。

自分もくせが生きるようなデザインは、かなり考えます。

でも、1番気にするのは
しっかりきっちりカットする事です。
どういう事か?

カットラインやフォルムをルーズにしない。

くせだからってラフに作ると、全然形が出ない。

膨らむからって、むやみに削がないすかない。

癖をルーズに切ると致命的なボリュームが残る場合があります。

それを梳いて、削いてって、やっているとスカスカになっちゃう。

くせ毛は、一本の髪の毛自体がボリュームがある。

髪と髪の間に空間がありすぎると、無限に広がります。
だから、量をとってもフォルムは変わらない可能性が高い。
むしろ、一部にボリュームが溜まる可能性がある。

◯くせ毛を可愛く、綺麗に、チャームポイントとして魅力アップさせる為には?

1、カット

癖をブローやアイロンでストレートにした状態でドライカット。

しっかりとシルエットを作る。
カットラインが出ないように、デザインに合わせテーパー、マーキングシゾーを入れる。

色々考えました。
癖毛カットの場合、一番癖のある状態でカットするよりも正確に切れる方法。それが、ドライカットでした。
乾いた状態でストレートにするから一本一本が分かりやすい。

完全にドライする事で、湿度によって変化の多い癖毛を均一にカットする事ができます。

だから、正確に切れる。

「くせ毛は、ランダムだから正確に切らない」

なんて言う美容師もいます。
でも、毎日、同じ形に癖が出てますよね?

癖は、生え方や髪質に規則性をもってます。だから、正確に切らないとまとまらないのです、

湿気によって広がってもシルエットからはみ出る髪の毛が少ないからまとまって見える。

2、ダメージをなくす

通常の健康な状態でも、ダメージを受けて見える。パサパサに見えるのがくせっ毛。

事実、ダメージを受けやすいのです。
髪が曲線になっているため、キューティクルが開いている事が多い。

やはり、ダメージを受けてしまうと、余計にパサパサになる。
退色も激しくなる。

そんな時は、毛髪修復トリートメントです。カラーやパーマをしてなくても、癖毛の方には効果的です。

3、艶をだす

前述した通り、キューティクルが開いている状態が多いためパサつきやすい。

そのため、艶も無くなります。

注意したいのは、家で乾かす時。
ドライヤーを斜め上からかけて、根元→毛先のようにしてキューティクルを閉じるようにかわかします。

キューティクルは、根元から毛先に向かってついています。

つまり、毛先から根元にかけるようにすると、キューティクルが毛羽立ち艶がなくなってしまうので気をつけましょう。

根本的に艶を出すなら
艶髪再生トリートメントです。

光を反射しやすいなめらかなタンパク質を髪表面に定着させます。

4、スタイリングしやすい髪質に変える

ブローのしやすい髪質に変える。

ドライヤー、アイロンなどで言う事をききやすい髪質に変える。

そんな時は、ダメージも艶も同時に治る髪質改善トリートメントです。

癖毛の場合、「前髪だけ」「顔まわりだけ」「表面だけ」ブローで真っ直ぐにしたい。

また、ブローやスタイリングを長持ちさせる時にも必要です。

朝作った髪型が、せめて夕方くらいまで持ってくれるとうれしいですよね。


わからない事があれば、気軽に相談してください!

髪質改善、毛髪修復、艶髪再生が得意な美容室。
錦糸町ヘアサロントラヴィス。